小林よしのりのマンガ『格闘お遊戯』に、絶対魔拳と言う拳法が出てくる。その実態は「どんなにボコられても、勝負がついていても負けを認めない」と言うものだった。
ガキの時にそれを見て「いや、負けてるから！」と思った事があるが、今になって現実と言うかネットで絶対魔拳の使い手を見る事になろうとは。
いえね。
mixiの反疑似科学同盟コミュとツイッターの両方で、どんなに周りに批判されたり反証を持ち出されても持論や思い込みによる中傷を引っ込めないのがいてね。そいつを見ていたら絶対魔拳の事を思い出して。この件に限らずネットでは、絶対魔拳が使いやすい環境だと思うが……。
坂本龍馬の言葉とされるのに「人は議論で負けたところで生き方までは変えない」と言うのがあるけど、議論のテーブルにつくどころかハナっから他人の言う事を聞こうとしない奴はどうしたらいいものやら。今のオレの状態では、かかわりあいにならず逃げるか遠くから観察するかしかなかろうが。実際は後者を選ぶだけの気力もないので、逃げるの一択になるんだが。
