何度かこのブログでも話題に出した、山咲梅太郎氏のエロマンガ『イノセント』のヒロイン「竹村菜々」を、またしても描いた。エロマンガのヒロインは、誰ぞの言葉を借りれば「一夜限りの嫁」なのかも知れないが、初見から２４年も好きでいるオレの執念深さは、どうだ？ 第三者の目で見ると、ちょっと引くな……我ながら。「ちょっとどころの騒ぎじゃねーよ！」と言われたら、この辺は自由じゃん？ と、返すしかないが。何を勝手に変な想像して、自問自答してるのよ、オレ……。『イノセント』の内容に触れまいとしたら、いきおい余計な話になっちまうんだが。エロマンガである事と、重い内容である事から、どうにも触れ難いんだ……。だけど菜々たん可愛いから。「たん」付けするなと言われても、２１世紀はじめのオタクの符丁の一種だから、致し方ない。何がよ。
余計な話ついでに言わせてもらえば、オレのオリキャラ「松坂理奈」は、菜々たんのイメージも一部キャラ造形の参考にしている。菜々たんを使った二次創作をする予定で考えて行くうちに、これは別のオリキャラを用意してオリジナル作品を描いた方が良くないかとなったのよ。いや〜、よくある事よくある事！ それで思い出したけど、松坂理奈を使ったマンガシリーズが、さっぱり進まん。描く気持ちが中折れしちまったのか、描く時間を割けないくらい忙しかったのか……。たぶん両方だろう。去年は色々と自分の「描きたい気持ち」が揺さぶられる事があって、ストーリーマンガを描く余力がなくなったのよ！ ……だんだん菜々たんからも、上図からも話が離れて行ってるな。ううむ……。いくら菜々たんについて語れない事が多いとは言え、描いた絵の立場がない。仕方ない、次の段落で少し語ろう。
実は菜々たんは、外見は成人女性だが頭の中味は乳幼児並みなのだ……。自分でトイレにも行けなくて、いつも大人用紙おむつをしている。オレが描いてる菜々たんは、おむつを見せてないが。また余計な事を……。なので「好き」と言う度に罪悪感も出る。オレはどこまで、無節操なんだよと。マー、インパクトが強い話とキャラだから、印象に残った可能性は高いけど。『イノセント』は、重いテーマと切ない雰囲気の作品で、同じものをオレは描けない。なので二次創作やファンアートにおいては、少しでも幸せであって欲しいと思いつつ、菜々たんを描いている。
