走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

どうしようもないが、ほっとくわけにもいかない

・日本のまんがキャラクターはアスベストでいっぱい

 上記リンクはまとめ主が自らの発言をトゥギャッターでまとめたものだが、何が言いたいのか、じゃあ結局どうなればまとめ主は納得するのか、さっぱり分からん。そしてまとめ主はかつてあるアニメに出て来た楽器を「男根のメタファー」と言って世界的(!)に失笑を買った事のある人物であり、このブログで何度か言及した、絶対魔拳の使い手でもある。どうしようもねえなあ。

 コメント欄で山本弘氏が色々ツッコんでいるのを見て、21年前に『トンデモ本の世界』のあとがきで山本氏が「この本で紹介されている人物の主張は間違いだらけだし、中には危険な思想も含んでいるが、彼らを弾圧してはならない。間違った思想が弾圧される時代には、正しい思想もまた、弾圧されるからだ。ではどうするのか? 笑い飛ばすのである」みたく書いていたのを思い出した。この本が出たのは地下鉄サリン事件とほぼ同時。入稿などのタイミングから考えるに、そんな大それた事件が起きるとは思ってなかったろうから「笑い飛ばすのである」と言う呑気な事も書いていたのだろう。実際山本氏は続刊の『トンデモ本の逆襲』で、「明確な実害がある場合を除いては、言論の自由は守られなければならない」と、語気を強めた発言をしている。そうなんだよなあ、何がどう言う事態に繋がるかは読めないから、極端な思想は取り扱いにくいんだよなあ。地下鉄サリン事件については、先んじて起きた松本サリン事件での誤認逮捕など、色々な要因があって単純化出来ないが、オウムを笑い飛ばしていたらあんな事になっちまったのは否めないし。前述のトゥギャッターのまとめ主も、どうしようもないけど何がどう恐ろしい事態に繋がるか分からないのが。「バカかお前は」と本人に言っても、絶対魔拳の使い手だから、聞きやしないだろうし。さりとて弾圧するわけにもいかない。そしたら向こうの思う壺だしなあ。話を少し戻して、山本氏があんな手合いにツッコむのは、地下鉄サリン事件の教訓なのかも。

 相手が絶対魔拳の使い手であるから、オレはトゥギャッターに乗り込んでコメントしたりはしない。このブログで書くのみよ。今持病の統合失調症が重いのでそれどころじゃないのもあるが、言っておきたくなったので。