『カイジ』の「金は、命より重い」に噛み付いていたのは、ネットでその言葉に反論出来ないと言った人を見つけ、じゃあ自分はどう反論するのかと考えた時自分も出て来なかったため、自分の内側でその言葉がどんどん大きくなってしまったのが大きかったのよね。『カイジ』は兵頭会長にカイジが敗れた所で、「ただただカイジが追い詰められる話かよ」と思って読むのが辛くなり切ったんだが。
あと、木暮太一と言う奴がカイジの台詞やコマを使って、『命より重い！ 金の話』と言う本を出した時「あ〜」と言う気持ちになったのもあるが。
それらもローマ法王の言葉で、大分解消出来たのだが。「殺すしかない」とか書いたのがウカツだった……。その言葉も、自分の内側で肥大化した恐れの裏返しではあるがヤハリ。
