現実と言うシミュラクル

　なんかツイッターでヘンな話が飛び交っているようで。いや、北海道帯広市の中国人生活保護受給者が１３５００人と言う一年前位に出た話が、今頃また取り沙汰されたみたいなんですけどね。詳しい事は分からんけど、拾ったツイートを紹介。

　その１。以下抜粋。

　まず非公式リツイートされたアカウント名「shinjituyuko」の以下の書き込みを抜粋。

北海道の帯広市の日本人の生活保護受給者は、5062人にたいして中国人は13500人も生活保護を受けていて

　それに対する小倉秀夫弁護士の答え。

2010年段階での国勢調査では、帯広市在住の外国人は422人、うち中国人は77人なんだ。

　これが約一年前の出来事。続いて私が拾ったのはコレ。以下引用。

そうすると約400人になりますが，外国人全体が469人なのにそれもないだろうと。 RT @kafuka_tan: @ynabe39 おそらく生活保護受給者のうち8%が中国人ということだと思うのですが、これ帯広の全人口に対して0.08をかけてますねw アホすぎます…

　そしてオチとしてコレ。以下引用。

今、twitterで「中国人13500人」と入力して検索すると、根拠のないことでもついつい信じて反応してしまう「うっかりさん」のアカウントを発見できます。

　外国人が不当に生活保護を需給していると言う話がなんの根拠もないまま信じられるのも、そう思っている人間の現実と言うシミュラクルが歪んでいるからだろうな。と思う。やれやれだぜ。