ツイッターで拾った言葉。以下に引用。
中高生に「戦争に勝つ」ってどういうことか？と訊いてみると、かなりの割合で「敵の軍隊を壊滅させ、爆撃で土地を焼き払って、敵国民を全滅させる」って言う。で、敵を壊滅させてこっちに何の得があるの？と訊くと、キョトンとして一体何を言っているのかという顔になる。
これは質問の仕方もあるのかも知れない。例えば、「それを昔アメリカが実行していれば、今あなたはこの世にいないよ？」と聞くとか。
だが中高生までこんな認識だと、日本のお先は真っ暗だな。そうでなくてもなのにと暗い気持ちになるが、ここはもう少し踏ん張ってみる。
さっきの質問のシミュレーションで思ったのだが、メディア・リテラシー以前の想像力と言うものが今求められているのかも知れない。例えば件の中高生も、今の自分があるのはどうしてかと想像をたくましくすれば、戦勝の意味をああまで浅はかには捉えまい。スパロボＬ版の加藤機関の雑兵ではないが、「想像しろ、想像」と言いたくなって来たな。
ちょっと想像するだけで世の中は上手く回るのにそれがなされてない事は、意外と沢山あるのかも知れない。
