走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

いろいろ告知

 『爆烈戦隊チャレンジャーズ』3話目の原稿がだいぶ進んで来たが、そしたら配信の準備もせねばならず、次の4話目の準備もせねばなりません。くおお。いや、どれもこれも「やればなんとかなる」と思った方がいい。実際、毎回毎回「次はどうしよう」と悩んでる『ちくワワ』も、どうにか描いてるんだし。しかしなー、複数の連載を持って描いていた昭和のマンガ家は、脳みそをどう使っていたのか……愚問だった。描くために脳をフルに使っていたんだよ……。オレも若い時分、マンガ描くため「だけ」に脳みそをフル回転させていればねえ。いろいろあって、それは出来んかったけど。

 それにしても、だ。50になって、やっとマンガを描けるようになったってのは、喜ばしいのかなあ……。東京大阪の大規模な同人イベントをあきらめ、広島のそれも「お呼びでない」感があったのでネットでの発表に尽力する事にしたあと急速に描く意欲やスキルが衰えた時期を経て、サブカルビジネスセンター(以下、サブカルBC)で描く力を取り戻したはいいけど、人生の残り時間が……。あと、自作の宣伝が下手なのは現代のマンガ家としては致命的に不利だとは思うが、思うばかりで何もしてなかった……。かくなる上は宣伝が苦手なオレでも、サブカルBCのSUZURIで売ってる自らデザインしたシャツの宣伝をするしかないか。

suzuri.jp
suzuri.jp
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 個人的に気に入ってるデザイン3点を貼り付けてみた。よろしくな! と、言いつつ話を「50になって、やっとマンガを描けるようになった」件に戻す。正直、若い連中が「描く事」から離れてしまっているからやれてるんじゃないかと言う不安はある。人間関係がネコの額より狭いオレの言う事だから、見当違いかも知れないけど、今は若年層の人口自体めっちゃ少ないからねえ……。「描きたいものがある」限りは描くのがオレの性分だろうが、誰に見せるのよと言う問題はあって。……書いてて「考えすぎじゃないですか?」と言う気持ちになって来たから、若い連中の事は置いといてと。「描く事」の旬は人それぞれだろうから、今描けるのはありがたい事だしねえ。問題は、確実に体力が落ちてる事ですよ。その分休めばいい気はするけど……。なんにせよ生きているうちにしか描きたいものは描けんのだから、自分のリソースを出来る限り「描く事」に振りわけるしかないか。