走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

「元気が出た、死ぬ元気が」てな事にならないように

 『風雲児たち』の高山彦九郎の最期は、挫折から打ちひしがれ、友人の気遣いによりやや落ち着きを取り戻したが、それは死ぬ元気が出た事でもあり、切腹する。

 フィクションではあるが、「元気が出た、死ぬ元気が」と言う展開なため、オレが精神病の治療を受けるようになってから、ずっと気になっている。自分がそうならないように、意識していた。なんでこんな話をするのかと言うと、最近「死にたい」と強く思う事がなくなり、気持ちも塞ぎ込んでないからだ。去る13日に、地元のラジオ番組絡みのイベントに参加したのがいい気晴らしになったのかも知れないが、もし死ぬ元気を出している最中だったらどうしよう。正直この数年で最も精神病がよくなっているんじゃないかと思うんだが、回復しかけの頃が一番危ないとも言うし。こりゃ今まで以上に気を付けないと、死ぬかも。

 死ぬ前に、描きかけのマンガやCGを仕上げなくては。そう思うと、まだ生きられる気はする。