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克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

悪の大魔王史観

 今日はSF大会『こいこん』のシンポジウム、『表現規制問題2013』を見て来た。そこで約9年ぶりに生の山本弘氏を見たが、それはさておき。

 山本氏はその中で「悪の大魔王史観」と称し、「どこかに悪い奴がいて、そいつを倒せば世の中が良くなる」と言う考え方を批判していた。そういやそう考えてる奴はあちこちにいそう。一々挙げる気力もないけど。

 ただ、何を目標にして問題に対処するかと言う視点は必要な時もあるので、「悪の大魔王史観」と言う言葉も万能ではないな。いや、万能の言葉に仕立て上げられるのは山本氏にとって不都合かも知れん。

 シンポジウムではTPPを丸呑みにする事で著作権法違反が非親告罪になったり、児ポ法に単純所持規制が入ったりする事による密告奨励社会の到来を懸念していた。気持ちは分かる。

 帰りのバスから入力しているので上手く整理出来てないが、今の段階で思った事を書き留めておく事にする。