BOOK★WALKERで買い集めた本の多くが、脱力系ギャグマンガだった事で気付いた。オレは物語に対し、刺激を求めてない……と言うか物語からの刺激が怖いのだろう。なんてこったいオリーブ。脱力系ギャグでないギャグのポプテピピックも何冊かあるが、いまだに未読だし……。商業系のストーリーマンガを異様に避けているのも、そう思わざるを得ない証拠だ! どうしてこんな事になってしまったんでしょうね? 人生に疲れたのか、世の中に嫌気がさしたのか……。いや、世の中と言うよりマンガ家に対する不信感が強すぎての帰結点なのかも知れない。嫌いな話やその作家への憎悪が強いですからね、オレは……。いらんケンカになるので、具体的に何か誰かは言わないけど。
しかし、物語からの刺激を恐れている以上は、創作のリソースどうすんのよとも。くおお……。山田玲司があるマンガ創作者向け雑誌で「どうしても悪人が描けません」と言う読者に「『クッキングパパ』を描きなさい! 以上」と答えていたから、刺激的でないマンガを描くと言う手もあろうが、オレは悪人ばらを薙ぎ倒すような話が描きたくなるからなあ……。物語の刺激への恐れは、実際に描くことへの恐れにもなっていて、こないだ登録申請した電子書籍マンガの内容でストアから怒られるんじゃないかと、怯えていましたからね。はねられなかった以上、杞憂だったんだが。
オレが臆病なのか、世の中が鈍感なのかは分からんが、どっちにしてもえらいこってっせ。