走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

超・オレのマンガ道その6

 オレの描いた(個人的な)絵が、あまりにエロに傾いていたので、頭を抱えている……。みなもと太郎の遺した「エロは恥ずべき表現なのか?」と言う命題には「否」と言える*1が、一方で「きらいな人にめいわくがかからない」配慮も要るものだと思うし、オレは「出来てへんやんけ〜! きらいな人への配慮が〜!」と言われても仕方がない身と思うと、忸怩たるものがあるんだよ。

 それでも、描くものにエロが多いのは「つける薬のない病(やまい)」と、自分でも思う……。ぬおお。だからと言って、性嫌悪と言う今と違った意味での変態になる気はない。自分の中のバランスの問題、あくまでも。オレだって、もっと非エロを描いて、今より広く支持を集めたいよ。それをしてないから、つける薬のない病と……。じゃあ、何故非エロをもっと描かないのか。どうせ顧みられやしないと、捨て鉢になってエロ描いていた後遺症じゃっ! トホホ。書いてて悲しなって来たわ、そんなにしてまで描いたエロ分野でも、決して上手いわけじゃないからな。上手かったら、こんなに貧乏してやせん……。

 とか書いていたら、自己嫌悪まで出て来た。名聞餓鬼になってる自分に対してのそれが大きいが、健康的な思考パターンではあるまい。マー、オレの自己嫌悪のほとんどが、職場でDQNに酷い目に遭わされたり親父の言葉の呪縛から抜け出せなかったりの後悔が生んだ怪物ではあるが……。

(続く)

*1:みなもとはエロ表現を否定する立場ではなかった、念のため。