モー、色々辛くて仕方ないが、iPadで絵を描いている時は嫌な事や辛さを忘れられる。何故だ。それだけ、絵を描くのが好きって事でしょうねえ……。あるいは、意地になっているのか……。なんにせよ、描けるのはありがたい。
それはそうと、去年から発表していた1ページマンガに描き下ろしを加えたマンガ集を作っている。しかし描き下ろしの方が、数多い気がするなぁ……。ぬええ。色々あって、まるっと改作した話もあるし。「何があなたを、そんな風に駆り立てるんだ……」と、言ってもらって結構。自分にもわからないけどな。いや、むかし絵やマンガを描くに描けなかった時期があったため、前述のように意地になっているのかも知れん。
前の段落に書いた「描くに描けなかった時期」は何度もあるが、かつては「トカトントン」みたいなものが来て描けないと思っていたけど、持病の症状や家族の無理解などから来るトラウマが「トカトントン」の正体だったのかもな……。持病に向き合うと、辛い事が多すぎる。トラウマも、持病をこじらせた一因だろうし。じゃあ今は症状が良くなったのかと言うと、一概に言えない……。絵を描く以外は、てんでダメチンだからな。いや、全然描けない上に何も出来ず、セルフネグレクトまで行った時期よりは良くなったのかも知れない。だが、不安や恐怖や自己嫌悪は消えてないからなあ。
ここは素直に「描くに描けなかった時期」を克服したと思う方が、精神衛生上いいかも知れん。何故そう言わなかったのかって? 自分にイマイチ信用がないからさ。
(続く)