走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

21世紀の浦見魔太郎

 コンビ解消前の「藤子不二雄」として見た場合、ドラえもんの大ヒットの前に一番ヒットしたのは、藤子Aの『魔太郎がくる!!』だったと聞いた。最初は、世の中うらみつらみばっかりかと思ったけど、半世紀前の日本なら無理もないと思い直した。いじめが社会問題化する前で、男子にはマチズモが押し付けられていた頃だったし。だいたい、同時期にキカイダー01が、劇中でいじめられっ子に変な事言っていたくらいだ! ……話を戻そう。『魔太郎がくる!!』の掲載誌の少年チャンピオンには『ドカベン』が載っていたが、その主人公の山田太郎や人気キャラの里中あたりになれなかった子どもたちの代弁者として、魔太郎は機能していたのだろう……今にして思えば、彼の周囲はDQNすぎる連中だらけだが。

 さて、オレも21世紀の魔太郎と言うべき「寿司忍者アキバ君」を起動させようかと思う。さるところでパイロット版みたいなのを描く予定なんで、その後本チャンで描ければと。問題は、変にレギュラー化した場合、寿司忍者アキバ君が毎回DQNと戦わねばならず、オレの神経が保つかと、いらん心配を今からしている。パイロット版も、目立たないところに描くしなあ。マー、描いてからの話か。なんで寿司忍者アキバ君が21世紀の魔太郎なのかって? 普段は弱いけど持ってるオタクグッズを破壊されたり、閾値を超えると敵をぶち殺すからですよ!