うっかりツイッターを操作したら、唐沢なをき氏による、実兄である唐沢俊一の訃報に出くわした。もっと憎まれ口叩いて生きる気がしていたが、なんともはや。なをき氏の思いや、俊一の悪行とかをこの記事で語る余力はない。ただ、ポカンとはしている。
オレも、見なかった事にすればよかったのかも知れないが、唐沢俊一には色々思うところがあって……。だから悪行とか前述したのだが。葬式*1にも初七日・四十九日と言うのがあるから、今言っていいのか分からんけどよ。マー「唐沢商会」ユニットを解消して以来、兄弟仲は良くなかったみたいだったが、そこもなをき氏当人がはっきり言及した事だし、ひとつ言っちゃおうか。唐沢俊一はかつて児ポ法の最初の見直し時期*2に、当時の表現規制反対派への嫌がらせや妨害をしていたとの事。詳細は分からんが、当時その話を聞いてげんなりしたものだ。それ以来オレは『トリビアの泉』も見なかったくらい、唐沢俊一を毛嫌いするようになった*3が。いや、それ以前から、発言などが疑わしいと感じていたけど。
しかし、なんとも言い切れない感情がモヤモヤしている。その死に同情すべきか、人道に外れて「ざまあみろ」と言うべきか……。後者は人道うんぬん以前に、バカボンのパパの言う「人間は誰でもいつかは死ぬのだ」に照らしてみれば、喜んでも意味はないんだけど。と学会絡みで言えば、今年先んじて亡くなった山本弘の場合は「お疲れ様でした、安らかに」で気持ちが済んだものの、今回はより複雑な感情が湧いて来たんだ! いや、単に直接「あんたはもう、終わった物書きなんやー!」と言う機会がなくなったのが惜しいだけかもな……。酷いオレだよ、青いゴムぞうり……。