長年、嫌な思い出を反芻し続けたばっかりに、自分自身を歪めたのは否定出来ん。しかしながら、いい思い出が少ないのも事実……ぬええ。でも、いい思い出を反芻してみるか。そのひとつとして、90年代の一時期、正月に広島のゲーセン仲間が三々五々集まって、広島市のゲーセンなどを渡り歩く「市内めぐり」に参加していたのがある。何が楽しかったのかは上手く言えないが、まずは「楽しみを共有する仲間」として認めてもらったのが嬉しかったのよ。だべりながらゆるゆる町中を歩くのも楽しかったし。そんなのは思春期なら学校の友だちとやる事なんだけど、オレは中卒で中学時代は酷い状況だったからな……って、嫌な思い出を反芻しかけているぞ! オレ。
話を戻して、ゲーセン仲間がいなかったら、オレは今より荒んだ人生を送っていたのは間違いない。ぞっとする話だ。ゲーセン通いとていい思い出ばかりでもないが、前述の「楽しみを共有する仲間」に出会えただけでも大当たりだ。たぬきさん大当たり……言うなって。そんないい思い出を忘れて、辛い思い出をぐずぐずと……。自分が恥ずかしいわ。他の時間*1が、いかに楽しくなかったかと言う事でもあるんだが、それは言っても仕方ない。
膝を怪我して、ふてくされそうだったので、こんな話をしてみた。また楽しい話を思い出したら、書くけどねー。
*1:ぶっちゃけ家にいる時とか。