鬼山ハナって、誰よと問われたら、とりいかずよしの『花子先生』に出てきたスパルタ女教師やがなと答えるしかない。私、あいつ大嫌いでねえ……。45年の時を経て、思い出し腹が立って来たので、あんな題名にして鬼山ハナをボロクソに言ってやろうかと思ったが、その気が失せた。「フィクションと現実の区別がふんだらら」ではなく、何かを非難*1する前に、オレが死んだ方が話が早い気がして……。それだけ気が滅入っているんだが。
ついでに言うなら、かつてオレが描いた『ちくワワ』の「ボクの苦手な先生」編に出てきた校長ロボ、モデルはやっぱりとりいかずよしの『アメムチ先生』に出てきた裏文部省*2のボスキャラ*3だ。あのシリーズでは、教育問題の風刺をやろうとしたからなあ……。しかし描き進めて行くうちに、サブカルビジネスセンターの自主規制で扱えない政治の問題に抵触しかねなかったので、急遽終わらせた。とりいが何度も管理教育や苛烈な教育を風刺していた*4のに比べて、なんとだらしないオレ……。さらに言えば、とりいだって教育問題の風刺と政治は絡めてなかったのに。くおお。
話を鬼山ハナに戻そう、鬼山は小学校の児童が一流大学合格出来るようにするため教育虐待を嬉々としてするドクズである。死ね。と言ったって、マンガのキャラは死にはしないが……。いろいろあって主人公の花子先生が扮した超人「オチコボ仮面」により、学校を追われるのだが……。しかし今の教育現場、鬼山以下の教師だらけな気がする。学校と縁のないオレだが、頑なに「掛け算の順番を守れ」と言い続けたり、いろいろ聞いては……。なので思い出したくもない鬼山の事を思い出してしまったんじゃ……、このっ!
正直、今のオレは未来に対し悲観しかない。だから最初の段落でも「オレが死んだ方が、話が早い気がする」とまで。誰か希望よこして。
追記! この記事のあと、なんだか物を言うのに疲れた。死にたい。