走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

井上親子と爆烈戦隊

 『爆烈戦隊チャレンジャーズ』の3話における、万能になりかねない超能力を持っているピンクの扱いだが、もしかしたらオレ、モノクロ実写版『悪魔くん』の伊上勝の脚本回の事が頭の隅にあったのかも知れない。悪魔くん伊上勝脚本では、これまた万能になりかねない悪魔メフィストの魔力が使えないで難儀するくだりがよく描かれていた。それをクロ僕屋氏によるチャレンジャーズ2話のレビューを見てから思い出し、取り入れたのかも。

 そういや伊上勝は、スーパー戦隊シリーズの異色作『鳥人戦隊ジェットマン』と『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の脚本書いた井上敏樹氏の父親だったな。何かの因縁か、オレがこじれた特撮オタクなだけか……。はてさて。

 あと、チャレンジャーズのシリーズだが、回を追うごとに絵面*1がよくなっているんだよ。これはサブカルビジネスセンター(以下、サブカルBC)で、3ヶ月で40ページ近く『ちくワワ』と言う4コマを描いて、それによる底上げが2話から3話にも若干反映された可能性が高い。サブカルBCさまさまやで、しかし。また、1話の下描きが5年前で、脱稿が去年の10月と言うのを考えたら、2話以降のペースは同人マンガとしては悪くない。3話は2話から間が空いてしまったけど……。間が空いたことで、底上げされたスキルが3話に活かされたと言うケガの功名もあったが。

 チャレンジャーズ3話を配信出来た事で、いろいろ前向きな気持ちになってる。BOOK☆WALKERの同人誌・個人出版部門の週間ランキング10位を取れたし。描いて発表しなければ、この成果はなかったし。植木等が映画で「くじも買わなきゃ当たらない」と歌っていた事があったが、正にそう。

*1:コマ割りや、コマの中の絵の配置。