走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

デフォルメ系の絵を描きましょうか?

 ねえ、あなた。ふたりで天ぷら屋さんでもはじめましょうか? ……じゃなくて。デフォルメ系ロボなどのアンチョコがうちにあるので、デフォルメ系絵描きの練習でも……いや、はじめたんだが。それはいいとしても、横井孝二氏の画集と『デフォルメロボの描き方』でのデフォルメロボの頭身やバランスは、全然違うね。どこがどうについては、両方見比べてくれとしか言えんが。

 なんでデフォルメ系ロボの描き方を練習してるのかと言うと、前から描きたかったからじゃ。人物の低頭身デフォルメ絵は何度か描いたけど、ロボは難しいからなあ。んで、横井氏の画集に掲載されてる絵を見て思ったが、低頭身かつ少ない線でガンダムウルトラマンを似せて描くのって、すっげえ難しいなと。そして横井氏はそれを上手くこなすなあと。ガキの頃に見慣れていた絵を、実際に絵を描くようになって見直すと新たな発見があると言うが、今回まさにそれだ。横井氏はウルトラマンだと主に昭和ウルトラマンのデフォルメ絵を描いていた*1んだが、成田亨は偉大だね。いえね、初代ウルトラマンのデザインのシンプルさと完成度が、前述の「低頭身かつ少ない線で似せて描く」難しさをより感じさせて。それを横井氏がこなしている脅威……。絵描きの端くれとして頭が下がります。

 んで、上の写真の二冊を読んで、オレは「線の数で圧倒する」たぐいの絵を描くのは苦手なんだと気付いた。それは「絵のパーツを説明するための線」を的確に描く事が苦手と言う事でもある。『デフォルメロボの描き方』を読んでいて、それに気づいたんだよ。さて、どうしたものか。どうもこうも、描くしかねえだろ。

*1:画集には平成三部作や、ウルトラマンゼロの線画もある。