走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

『ベルセルク』再開から、突きつけられた課題

 こうまでブログのネタがないのは、久しぶりだ。知り合いに諭(さと)されツイッターから離れたら、情報が激減しちまってなあ……。とか言ってたら、ネットニュースが三浦健太郎の『ベルセルク』再開を告げおった。最終回の構想を知ってた三浦の友人の監修と言う事だが、まるで『赤胴鈴之助』だ。いえね、赤胴鈴之助も、第1話を描いた福井英一の急逝で、武内つなよしの代筆によって続いたの。再開の是非はベルセルク読んでないから何とも言えないけど、正直なところ三浦健太郎が羨ましい。あ~、無念を受け継いでくれる人がいるだけ、まだええ……。こうなって来ると、オレはどこまで作品を遺せるかと言う問題に、再度向かい合わんといかんような。三浦の急逝で、必死になって絵やマンガを描くようになったが、最近ペースが狂ってしまって悩んではいたのよ。『爆烈戦隊チャレンジャーズ』の再開や、他の塩漬けになってる作品をどうするかなど、いろいろあって。おまけに、新しい作品のアイディアまで、いくつか漠然と……。ダメでしょ。まずは『爆烈戦隊チャレンジャーズ』の完結をどうするか考えんと。

 とは言え、ペースが狂ったのは遊んでたせいでもなく、サブカルビジネスセンター(以下、サブカルBC)での仕事が忙しくなったのが大きい。あそこでの仕事は今のオレの本業みたいなもんだから、おろそかに出来んし……。『爆烈戦隊チャレンジャーズ』の3話発表は11月を目処にしたとは言え、ネームがまだ上手くまとまらんのだ。一度「マンガはこう描かねば」と言う固定観念サブカルBCで捨て、出直したはいいけど、それからマンガ描きでやれる事が増えたため、プレッシャーも大きくなってねえ……。三浦健太郎みたいに、急逝しても続き描いてくれる者がいるわけではないから、自分で描けるだけ描くしかねえので。いや、ぐずぐず言わずチャレンジャーズのネームを再度切ろう。かつてのレジェンド級のマンガ家みたいなペースで描けんにしろ、描くしか道はねえし。幸いツイッターからも離れてる事だ、時間は少しある。今週は無理としても、来週以降なら……。いっそ塩漬けになってるのも、同時に描いてしまいましょうか? むかしのマンガ家の事を思えば、出来ない相談ではあるまい。