走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

あまりにしんどいが、何か言わんと気が済まん

 仕事が忙しくてしんどいが、何か言わんと気が済まん……。さりとてツイッターからは、次の月曜までタイムラインに浮上しないつもりだし……。いきおい、ブログ書くしかねえ。

 ところで、マンガ家の村生ミオが死にましたね。実はオレ、彼がむかし描いた『省エネファミリー』と言うギャグマンガと、SDGsと称してみみっちい節約術ばかり喧伝される現状を絡めた一文を書こうと思っていたんですよ。しかしウクライナ戦争の勃発で気勢をそがれ書けずにいたら村生が死んだとまであっては、完全に言う機会を逸したとしか。だからもう書かないでしょうね……。死んだと言えば、俳優の柳生博も。確か『円盤戦争バンキッド』で、バンキッド隊の創設者の役で出て、最後には敵ボス「グザレ司令」に「侵略しようとしている30年後*1に、地球が滅んでいるかも知れんぞ」とか言って侵略をあきらめさせたんだよな。まとめて合掌。ところで、バンキッドの敵デザインを途中から受け持った成田亨は後年「お話といい、バンキッドのデザインといい、つまらないものでした」とくさしていたが、侵略対象の星がいつまでも安泰とは限らんと悟らせ、手打ちに持って行くラストは意外と秀逸だった気がするんだが……。こんな事こそ「ツイッターでやれ」ってもんかも知れんが、うつ状態や仕事の多忙で、あそこのけたたましすぎる情報に耐えられそうにねえのだ。

 けたたましい情報で思い出したが、魔夜峰央スマホやネットを「情報の押し売り」と言った事があり、スマホなんて本当に「みんながみんな」必要なのかとも言ってた。どちらも、半面正しく半面間違ってる気はする。前者は「情報の細分化」を考慮してないのが気になるし、後者も引っかかる。いえね、スマホSNSの発展がオレに苦しみも恩恵も与えてるから。その苦しみとて、情報に流され自分を押し殺していたからに他ならない気がするけど。どう言う事かって? けたたましい情報の洪水で自分を見失い、意見を言ったり絵やマンガを描いたりが怖かった時期があったので、そう言うしか。てなわけで、オレはそろそろ自分を押し殺すのをやめよう。直接ケンカを売られるまでは、言いたい事を言い、描きたいものを描くぞ。ケンカを売られたら、それらをやめるわけじゃないけどな。

*1:バンキッドの敵「ブキミ星人」は、30年後の大人……つまり放映当時(1976年)の子ども……を無力化して、それから本格的に地球侵略をしようとしていた。