すぎやまこういちの死により、こんなツイートをした。
オレもすぎやまこういちの政治的発言は嫌いだが、あの人が「ゲームの音楽を作る人」を有名にした側面もあるんだよな。人間は多面的だ。 https://t.co/LjjhVUbBM4
— 克森淳(a.k.a.新豊玉三郎) (@a_katu) 2021年10月7日
こう書いて気付いたが、ドラクエって「ゲームを作る人」の分担がそれぞれ有名人*1であった事で「ゲームを作る人」の役割を宣伝もしていたのかも知れないと。これはすぎやまこういちの政治的発言とは別の話で、ユーザーだけなくゲームをよく知らない人にまで「ゲームを作る人」の役割と言うものを周知させたのは、エニックスの作戦勝ちか。
と、書いて話をどう進めようか悩んでいたら、こんなツイートをする事に。
ナムコやコナミや任天堂が、ドラクエ以前にいいゲームミュージック作っていたのに……。すぎやまこういちの功績は「ゲームミュージックを作る人」にスポットが当たるようにしてくれた事だと思います。 https://t.co/3OCPSGn0lZ
— 克森淳(a.k.a.新豊玉三郎) (@a_katu) 2021年10月8日
すぎやまの楽曲が悪いと言うわけではないが、ドラクエ以前のゲームミュージックを軽視されては黙っておれず……。上記ツイートで引用した麒仙氏の言う「ゲームBGMは効果音の延長線上」って、80年代初頭……ナムコの革命的なゲームが出る前あたりの話だぞ。ドラクエだけでゲームミュージックの底上げがなされたと見たら、あの頃のゲーム制作者の相互の影響が見えなくなる気がして、ついツッコミを。
話をすぎやまこういちの功績に戻そう、彼のそれはテレビで「私はゲームの音楽を作っています」と言う感じで出て来たり、ゲームミュージックのコンサートを開いたりしていたのも大きかった気がする。だからオレは彼の「ゲーム好き」なところ*2が憎めないと……。この記事では彼の政治的発言については触れない、いろんな意味でキリがないからな。合掌。