走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

オタク文化と共に、人間を信じていた

 オレがオタク文化に対する信頼を持っていたのは、同時にそれを生み出す人間への信頼を持ちたかったのもある。しかし、最近は自分の中でそれが揺らいでいるような気もしていた。そう思って振り返ったものの、実はそんなに揺らいではいなかった。むしろ30年以上前の方が、オレはオタク文化も人間も信じてなかった。ために宗教に走ったり、さんざんだったぜ。近年、オタク文化とそれを生み出す人間への信頼を取り戻す程度には、心の余裕が出来て来たのかも知れない。確かに、数年前までは揺らいでいたかも知れんけど。理由は聞かないでくれ、詳述する気力がない。また、今オレは過去に対し、怒る気力もないんだ。ずいぶん無意味な事だと思えるようになったので。

 前述の「心の余裕」は、やっぱりサブカルビジネスセンター(以下、サブカルBC)に通う事で、ツイッター以外の世界を取り戻したからなんだろうな。と言うか、数年前までのセルフネグレクトがきつかった時期は、現実に対する希望も何もなかったからなあ。人間、自分の居場所があるってのは大きいよ。それにサブカルBCもまた、中心スタッフのオタク文化に対する信頼から生まれたと言えるし。オレはあそこへ通ううちに、人間への信頼を強く出来たのかも知れん。ありがたいこっちゃ。

 あと、下記記事に書いたように、辛い過去を「影掘り」しないようにしたら、だいぶ気が楽になった*1のもある。オレは辛い過去に溺れすぎていたんだろうな。

a-katu.hatenablog.com

 「オタク文化と、それを生み出す人間への信頼」について話を戻そう。「自分の好きなものを作り出したのも人間なら、人間全てを憎むのはお門違いじゃないか?」と言う考えから、オタク文化を信頼している限り人間も信頼出来ると思っていた。しかし、オタク文化の作り手とて善人ばっかりではなかったので、その辺が揺らいでいたが、それは善人ではない作り手個人を責めればいい事であって、オタク文化総体にダメ出しをしていいわけではない。だいたい、世に言う「普通の人」こそ怖いよオレは。理由は詳述しないけどな。

*1:それでも未来に対する不安は、かなりあるが……。