走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

自分が描きたいもの

 ああ、自分が描きたいものを描いてると、少し落ち着く。この雨では外出も出来んからと、溜まっていた下描きを使っていろいろ描いていたら落ち着いて来たんだ。災害は怖いが、恐怖に負けるわけにはいかんし……。と、思いきや急に気が滅入って、どうにもこうにも。絵を描く事から離れたせいか、あるいは気圧の変化か。それはさておき、絵の話ですよ。「自分が描きたいもの」に忠実に描いていたら、調子が戻って来て。自宅でも、これだけ描けるんだなと。結局、ツイッターの情報に振り回されていたのかも知れない。それも数年間。距離的な意味で身近に絵を描く者が少ない*1ため、オレは一匹オオカミめいた絵描きになっていたのも、ツイッターの情報に振り回された一因だった。どんな情報かって? いわゆる「キャンセルカルチャー」ですよ。これ以上は言わんけども! 向こう*2の「出来ない相談」に振り回され悩み続けたが、よく考えたら「知らんがな」で済んだ話だったかもな。向こうへの対応は、もっと頭のいい人や、れっきとした団体に任せておけばいい事。オレがいちいち気に病む事はなかった! でも、公平公正だの「価値観のアップデート」だのを振りかざし「キャンセルカルチャー」を押し付ける連中、怖いんですもの……。オレが異見・異論を極端に恐れるのは、他人に酷い目に遭わされた記憶が残ってるからなんだけど、第三者にすれば、それこそ「知らんがな」だし。知らんがなで済ますな、知らんがなで! ……自分に言い返してどうする。

 それでも、自分が描きたいものを描いてる時は落ち着くんだ。実験とか向上するための工夫は、これからだけどな。あまり計算高く描こうとしても、また筆が止まるのでおいおいと。とか書いていたら「キャンセルカルチャー」を振りかざす連中への恐怖がぶり返して来た、だったらツイッター見なければいいと思ったが、かつての「ネトウヨ」もQアノンも、そうやって放置してたら勢力を肥大化させたじゃないか。しかしながら今のオレには、わざわざ不毛なケンカに首を突っ込む余力はもうない。だから「もっと頭のいい人や、れっきとした団体に任せておけばいい」と言ったんじゃないか。それらの人のしてる事は不毛じゃないわけだし。と言うわけで、しばらく自分の描きたいものを描く事にする。たとえそれが、エロ絵であってもだ。ほらほら、そこのあなた、コケないで。みなもと太郎氏のウケウリだけど「エロは本当に恥ずべきものなのか?」と言う疑問と戦うために、オレは描いてるんだから。エロとは違うかも知れんけど、裸体だってみんな服の下に持っているもの。それを「ない事」にしようとする姿勢には疑問がね。実在する誰かを性的にねめつけるとか「誰も彼もハダカになれ」とか言うわけじゃないぞ、念のため。……こんな理論武装せんで、こそこそ大っぴらに絵を描けばよかったか。

*1:一時はいなかった!

*2:としか言いようがない、名指しする気になれんし。