上記記事で触れた「他者を拒絶して来た時間の長さ」問題だが、今まで単に「人恋しい」と思っていた事が実はそうだとしたら、話は深刻だ。なぜオレが他者を拒絶する生き方になったかは様々な理由が考えられるけど、いちいち列挙しない。書けば余計に辛くなる! 事の起こりは中学卒業してからの、人生の空白期間が考えられるが、それもさんざんこのブログで列挙したから書かない。それらの記事をこの記事の閲覧者が全部目を通してるわけはないが、ご容赦。それでも、中学卒業により人間関係が家族以外になくなったのがきっかけで、長らく孤立していた*1ため、気が付けば人生において他者を拒絶する時間が長くなったとは言っておく。これ以上は、悲しくなるだけだから言わない……。それで「他者を拒絶して来た時間」がどうとか言えるのかと思われるかも知れないが、言うなればこう言うところが「他者を拒絶して来た時間」を生んだとしか。何度か言及したかも知れんけど、何を言っても無視されたり拒絶されたりするんじゃないかと怖くなる事が増えたんだよ。それでコミュニケーション能力がアレになって、反対に他者を拒絶しだして……。悪循環ではないか。
とは言え、もはや取り返しはつかない。これから何度も何度も「他者を拒絶して来た時間」の長さに打ちのめされながら生きる覚悟を……って、また覚悟かよ! オレ自身に無限に責任負わせるんじゃねえ、オレ! いくら世間の連中が、弱者に無限の責任を負わせたがるからって……。それはさておき覚悟とまではいかんまでも、「他者を拒絶して来た時間」に打ちのめされるのは、これからもあるこっちゃ。その時、どうするかだ。パニック状態にまでなるのは滅多になかろうが、ある種の「人恋しさ」が火を点けるようなので、それを埋め合わせるしか。一時みたいに、好きな事に打ち込んでいればいいのかも知れんが、最近それが上手くいかん。「他者を拒絶して来た時間」だけじゃなく、人生のいろんな局面での後悔や慚愧の念が邪魔をして……。どんだけ心に欠落を抱えてるんだよ、オレは。マー、48ともなれば、それらの重みが全身にのしかかる年と言えるが。だからと言って、オレは酒に逃げたりは出来ん。精神の薬を飲んでる上に、肝臓も悪いからな。となると、好きな事に打ち込むしかないんだが、どこまで出来るかねえ? ……つべこべ言わず、やるしかないんだけど。結局、趣味と言うものは、オレみたいなさみしい中年をなぐさめるものなんだろうし。
と、書いたあとに「他者を拒絶して来た時間」の長さうんぬんと言うのも、結局は過去を呪っているだけではないかと言う気がした。余生をそんなもん引きずって暮らすのも、かっこの悪い話だ。また打ちのめされる事もあろうが、それを恐れてばかりもいられんとしか。とまで書いたあと、こんな記事も書いた。
上記記事で「他者を拒絶して来た時間」以前に、世間から拒絶されたのがケチのつきはじめではと書いたんだが、だとしたらますます持ってどうにもならん。なんで世間から拒絶されたのか考えるのも恐ろしいし、今は少しは拒絶されなくなっているし。だからと言って、人恋しさが必ず埋まるわけではないけどにゃー。
*1:おまけに家族も、決してオレの味方とは言い難かった。