いささか尾籠な話題ですまんが、最近ひとりで出そうにも出せない。要するにオナニーしても抜けないのだ。身体の衰えもさる事ながら、してると気が滅入って来て。いくら妄想しようと、何も得られないと言う気持ちになってしまうのだ。しかし性欲はくすぶっている、我ながら始末の悪い……。「愛される事」を捨てた人生が、こうまで辛くさみしいものだとは思わなかった。愛される代わりの幸せ……たとえば金……も得られてないしねえ。と言うか、今までの人生が自暴自棄すぎたんだっ！ 「どうせ愛は得られない」「どうせ金は手に入らない」「どうせ幸せになれない」とか考えて、それらを得ようとしてなかった。そうなるにはそれなりの理由はあったが、書けば悲しくなるだけだから割愛する。しかしなー、この先オレは金も愛もあきらめるしかないかも知れんと思うと、人生が嫌になるわい。１９８８年に中学卒業した時いったん社会から断絶され、その日暮らしをしていたばっかりに。家族以外の者との人間関係がなかったあの頃が恨めしい、ちくしょう。これ以上は繰り言になるから言わんけど、若いと言うより幼いと言ってもいい頃のオレに、どいつもこいつも重荷を背負わせすぎとしか。あの頃、下記記事で言及した「Ｋ君」と縁を深めていれば、人生はちょっと違っていたかも知れんが……。なんでむかしのオレは、自分のプラスになりそうな事をことごとく「やると悪い事が起きる」と思ったのか！ 自分が嫌になるわい。
それに、このブログで「今から人生を楽しもう」と言った事もあった*1が、まだそれが出来てないし。絵を描いたり、いい本を読んだりするのは確かに楽しいが、そう言う「ひとり遊び」の限界も同時に感じてしまって。この記事の冒頭で言った「オナニーしてると気が滅入る」うんぬんも、その一環だろう。最近、買った本の書影をツイッターに挙げているのも、ひとりが辛いゆえかも知れんし。それはいいとしても、これからの人生どうしよう。恋愛をあきらめて、ひとりで人生を終える覚悟を固めたはずが、ここ数年で急に揺らいでいるからなあ……。ツイッターでいろんな話が、のべつまくなし飛び込んで来るようになったりして、孤立*2を強く思い知る事が増えたからかも。あと、下記記事などでも触れた「オタクである事にアンビバレントを感じる」ようになったりも影響しているに違いない。
さりとてモテるようになるのは、太陽が燃え尽きてまで時間をかけても無理じゃ。せめて独り身である自分を責めないでいられたら、もう少し気楽だろうに。自分を責めても辛いだけなんで、人生を楽しみたいところだが、前述のとおりそれが上手くいかんのよ。ひとりでいると、何やってもむなしくて……。どうすりゃいいんかなあ？
