走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

チュミミ~ン

 いえね、何十年も左腕にあったいぼだかホクロだか分からんものが、こないだはずみで潰れたので、ジョジョ第3部の女帝(エンプレス)のスタンドの最期を思い出して。あれ、「チュミミ~ン」が口癖だったし。

 しかし、いぼだかホクロだか分からんと言ったが、中には何十年も意固地に貼り付いていたカサブタがあったので、いぼだった気もする。潰れた痕(あと)はどうなったかと言うと、まだカサブタらしきものが残っていたり。自然に剥がれるまで、そっとしておくしかねえ。場所が場所なだけに、引き剥がすのも難しいし。それにしても、なんでカサブタが剥がれたりいぼが潰れたりした痕を、しげしげと見てしまう癖があるんだオレは。pixivに痒さのあまり全身を掻きむしり、痕が残る美少女の絵を連投する投稿者がいたが、そう言うフェチシズムは引くが分からんでもない。カサブタの痕を見るのと、通底してるものは一緒な気がして。だからと言って、全身カサブタだらけの美少女を描くわけにもいかん。オレの画力では、カサブタなのか痣なのか、ホクロなのか模様なのか分からんし、想像したらぞっとしたし。なのでなかった事にしてくれ、いやもう遅いか。

 そりゃ、不気味なものと可愛いものを無理くり組み合わせるのはひとつの芸風かも知れんが、やりすぎると竹熊健太郎が一時期ツイッターのアイコンにしていた「日野日出志風のミッフィーみたいなうさぎ」みたくなるし。さらに言えば、冒頭に書いた女帝(エンプレス)のスタンド使い「ネーナ」も、本人は醜い姿をスタンドで作った美女の肉人形でカムフラージュしていたから、前述の「不気味なものと可愛いものを組み合わせた」芸風に近いと言えなくもない。