題名は、こないだ某所である人に言われた事を、オレなりに咀嚼したものである。確かにオレは、世の中の澱みに浸かりすぎていたのかも知れない。その最たる例がツイッターへの依存なんだが……って、余計な事は言わんでよろしい。話を戻して、世の中の澱みと完全に決別する事は出来んが、澱みと上澄みを混ぜて「世の中は汚い」と勝手に絶望しないようにする事は出来るような。と言うか、澱みと上澄みを混ぜて「世の中は汚い」と勝手に絶望していたから、気持ちは沈み、いろいろ辛かったのかも知れん。たとえば、オレが３２年前に「絵を描くと悪い事が起きる」などのジンクスを信じていたのも、人生の苦しみと言う澱みと、楽しみと言う上澄みを混ぜてしまったからだろうし。オレは何をやっていたんだ、トホホ。周囲の環境があまりに澱んでいたから、いろいろ判断を誤って長年苦しむ事になったのも事実だが、どうにか上澄みを手に入れたい……。
