水木しげるの長女、原口なおこさんのツイート。
高校生の息子が
— 原口(水木)なおこ (@mizuki_naoko_) 2020年3月7日
「今の日本には、アンパンマンの次の子どもが見るアニメがないんだよ!アンパンマンの次が 君の名は になっちゃうんだよ。昔はタイムボカンとかあったでしょ。オレはそういうのが見たいんだ」と言う。
確かにそうだと思った。
鬼太郎とか水木作品がその位置に来られると良いのだが…
それにコメント入りRTしたオレのツイート。
昭和のタイムボカンシリーズなのか、お子さんの年では『タイムボカン24』なのか気になるところですが、同意いたします。 https://t.co/9WkDEjQY2P
— 克森淳(a.k.a.新豊玉三郎) (@a_katu) 2020年3月7日
それに関係した、いくつかのツイート。
子供の人口が減ったから子供向けの作品がなくなっても当たり前というのは一見ごもっともながら、その少なくなった子供たちに何も与えないわけにはいくまいし、無責任だろう。学研の編集氏が言った「小学生の数が600万台に減ったとしても、600万人相手にできることはたくさんある」が正解だと思う。
— 芦辺 拓 (@ashibetaku) 2020年3月7日
.@bigfoot61135928 さんのコメント「こういった「単に知らないだけなのに『今の日本には○○がない!』と断言しちゃって無駄にバズる現象」に名前をつけたい。」にいいね!しました。 https://t.co/vETCGoyoEO
— 山本弘 『BIS ビブリオバトル部』 (@hirorin0015) 2020年3月8日
.@totyuhozon さんのコメント「そもそも国民的アニメのドラえもんやポケモン、コナンやプリキュアをお忘れではないですか? いきなりTVアニメ→映画に飛ぶなら、君の名はじゃなくて、毎年映画やってるそれらを観るほうがずっと多いでしょうに。」にいいね!しました。 https://t.co/sD3FFaj2LO
— 山本弘 『BIS ビブリオバトル部』 (@hirorin0015) 2020年3月8日
更に、なおこさんのツイートより前の、このツイート。
「こども向けアニメ」が千載一遇の如く入れ替わりがないのは、アニメ作る側というよりは、どっちかというと夕方のアニメ枠を削減し続けてきた地上波テレビ局の問題だと思うなあ。売り先が無ければ新しい「こども向けアニメ」の企画も立てられまいよ
— 歩弥丸(ふみまる) (@hmmr03) 2020年3月6日
余談だが上記ツイートの「千載一遇」は「十年一日」の間違いでは。十年一日も「千年一日」と言う類義語があるが、検索だとごちゃごちゃなので、確度をおもんばかり「十年一日」を採用した。
それはともかく、山本弘氏のツイート*1は少し気になる。なおこさんの息子さんが言ったタイムボカンが『タイムボカン24』の方だったら、最後に引用したツイートと似た問題に言及していると言っていいんだから。実際ドラえもんとクレヨンしんちゃんが、金曜のゴールデン枠から移動など、アニメには厳しい状況は続いてるんだし。他にはだいたい上記ツイートのいくつかに同意しているため、言葉を付け加えようがない。ただ、なおこさんのツイートについてサブカルビジネスセンターで雑談した時、今の子ども向けアニメと競合しているものはユーチューバーではないかと思い、そう発言した事を付け加える。それだけ地上波テレビが、そっぽ向かれてしまっているって事なんだろうけど……。
*1:正確には、トゥギャッターで「いいね」したコメントが反映されたツイート。