走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

どんな状況だと頭を抱えていたが



 題名のとおり「肛門を日に晒す」って、どんな状況だと頭を抱えていたが、トンデモ医療だったか……。嗚呼。トンデモと言えば、こないだ占いしてもらっていてなんだが、世の中トンデモ多いですよね。確か九重親方になってからの千代の富士の主張*1も、かなり……。すまん、今日買った『まんがタウン』に、彼が親方やっていた時代の九重部屋の話が出ていたので、彼の話を引き合いに。

 俗に言う「この世ならざるもの」は見えないが、オカルトや偽医療のインチキは見える事がある。だが、オレの対抗する力は微々たるものだ。霊感持ちの方も、霊は見えても除霊などは出来ない者がいると言うから、お互い様か。いや、反対に反オカルト・反トンデモをやっても世間に理解も感謝もされない苦しみや葛藤とかを、常人に見えない魔物を狩る者が、それを誰にも理解してもらえない苦しみと魔物狩りの使命の間における葛藤とかに置き換えて物語にする事も出来るかもな。問題は、いつそれを描く(書く)かなんだけど。

 話を戻して、トンデモ医療対策が難しいのは、かつて山本弘氏が言ったように「間違った思想が弾圧される時代には、正しい思想もまた弾圧される」からなんだろうな。オレもそこら辺は、ジレンマを感じているよ。……書いてていやになって来た、前述の反オカルト・反トンデモをやっても、世間に理解も感謝もされないと言う点がのしかかって。反オカルト・反トンデモの側だって、インチキに引っかかりそうな者を嘲笑ってしまったり、罵倒しかしなかったりと、あまり人を惹き付けるとは言えない行動していたしなあ。

 たぶんこう言った人が日野寿一さんなんだろうけど、してみると今の日本に文化人はいないのかも知れない。迷信を迷信と判断する能力も、迷信に代わるよいものも、誰も与えられてないように見えるからなあ。

*1:力士時代はネットがなかったので、発言は追えなかった。