いきなりエロ絵の話になるが、人から「この絵の場合、口をもっと小さく描いた方が表情がエロくなるのでは」と言われた事がある。確かに、シチュエーションや絵柄にもよるが、口を小さく描くと色気が出るわいな。それで思い出したのだが、かつてファミ通は、いわゆる「アニメ絵」で小さく描いた口をあざけるような文章を描いた事が。なので長らく口を小さく描くのに抵抗があったんだよ、なんてこった。と言うかさあ、なんでオレはこうまで自分がなかったんだ。題名にも書いたとおり、もうちょっと自分ってものがあったらなあ……。長らく自分ってものが確立出来なかったのは、いろいろ考えられるけど今は書く気になれない。『いだてん』に出てきた世界の国旗に詳しい大学生、吹浦忠正は、面接で田畑政治に「お前、友達いないだろ？」と言われても「はい」と悪びれず言ってたが、オレにもそのくらいの強さがあったならねえ。精神病になって、「人間、いつもいつまでも磐石なわけじゃない」と痛感はしているものの、「あの時踏ん張れていれば」と言う気持ちにはなるわさ。
それにしても世間の連中は、どうやって自分と言うものを確立しているんだろう？ そんなもんかなぐり捨てて、ふ～たらふ～たら生きている可能性もあるが……。なんでそう思うのかって？ 今の世の中見ていたら、ねえ。愚痴はさておき、これからどう生きればいいのやら。自分ってものが、いまだに脆弱だからなあ。生きづらいわけだよ。話を「世間の連中は、どうやって自分と言うものを確立しているのか」にちょっと戻すが、単に全然人の話を聞くつもりがないから、そう見えていたりして。ツイッター見ていると、そんな気もする。
てなわけで、オレはもう少し自分を確立しようかと思う。そうすりゃ、絵ももう少し上手くなる！
