走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

中途半端な時間に起きてしまった

 題名のように、中途半端な時間に起きてしまったので、小ネタをちょこちょこ書く。

 まず、一昨日『いだてん』のサントラを買ったんだが、メインテーマがテレビで聴いた時よりいろんな音を使っているのに気づく。音楽については素人だが、楽器の使い方が面白いんだろうなと感じた。メインテーマの他には、「富久マラソン」と言う曲が好きだ。タイトルは『富久(とみきゅう)』と言う落語と、前半の主人公である金栗四三がやる競技のマラソンをかけているんだよな。『富久』も、やたら走り回る噺だそうだし。ところで、金栗四三と言えば、あのエピソード*1を『いだてん』ではいつやるんだろうか? たぶん最終回近くだろうな。そもそも、作品にどう言う決着が着くのかまだ分からんし。

 ついで昨日行った広島県立美術館の企画展、『国芳から芳年へ』で思った事。浮世絵や錦絵の知識は浅いが、展示品の中の「判じ物」と言う絵について。間接的に時事やご政道を皮肉ったものが多いそうだが、それが成立するには絵を見る者の側に、ある種の共有前提が必要な気がする。この辺、具体的にどう言う研究があるんだろう? 前述のとおり、浮世絵や錦絵についての知識が浅いため、皆目見当がつかんし、どのような先行研究があるのかも分からない。だが気になってはいる。国芳と言えば大正あたりからコレクションをしていた尾崎久弥によると、当時は国芳の評価が低かったため、よりどり十銭の浮世絵から集めていたとか。尾崎は国芳を「虐げられた天才」と評していたが、たぶん国芳のように顧みられる事もなく歴史に埋もれた絵師もいたんだろうなあ、ナンマイダ。そこは誰ぞの言葉ではないが、「前向きにあきらめる」しかないのかも知れんけど。

 三つ目。昨日はちょっと凹んでいたが、一寝入りしたらだいぶ落ち着いて来た。しかし誤解から人に見当違いなメールを送ってしまっていた、あとで訂正メール入れとこ。しかしなー、イラスト講習がいろいろあって、Adobeイラストレーターを使ったチラシの作り方を学ぶ事になっちまった。確かにそっちのスキルの方が、絵だけより食えそうな気配はあるが、やる事が二転三転して目まぐるしいわい。何もしてないよりは、ずっといいんだろうけど。去年まで何もせず、世間への呪詛を募らせていたからなあ。

 小ネタ三連発終わり、しかし今日はどうしよう? 洗濯とかいろいろあるが、どれから手をつけりゃいいのか……。

*1:金栗のエピソードとしては有名な話だが、『いだてん』ではじめて彼を知った人のため、詳述はしない。