去年の冬コミで、どっかのサークルが「韓国人・中国人お断り」と言う貼り紙を掲げたとかで、ちょっとした騒ぎになった。これに対するコミケット準備会の対応にも、非難が集まったと言うが……。本来はこの話、関わり合いになるまいと思っていたが、下記ツイートを見て考えが変わった。
まず話の根本として、この貼り紙の目撃者が、これだけ話が広まっても他にいないので、一度冷静になる必要がある。例えば本の見本で批判的風刺ネタで使われたものとかでもあるかもしれんわけで。 / “コミックマ…” https://t.co/F0PK2BTxtl #togetter #コミケ
— 中杜カズサ@2日目 東 T-01b (@nakakzs) 2019年1月2日
その他、確たる証拠が提示されてないのではと言う意見も見たので、クールダウン出来た。マー、準備会も迂闊な事を言ったのではと思うが……。関わりたくないなら、もうちょっと上手い言い方があったろうに。「あなたの話だけでは、判断出来ない」とか、「事実関係を精査した上で、後日返答する」とか。
それに、準備会を糾弾している者たちが、最初にアホな貼り紙をしたサークルとやらにねじ込みもしてない様子も気になる。まず悪いのはそいつだろう? と、思うのだが……。また、前掲のツイートにあるように、批判的な文脈で使われたものかも知れないし。そう言われて故・飯野賢治が、ソニーによるプレステのゲームにおける自主規制*1を批判した時、「これでは『こう言う事は悪だ』と、描く事も出来なくなってしまう」と言っていたのを思い出した。表現規制の怖いところは、そう言うところなんだよねー。だからこの話は慎重になった方がいいのではと……。
なんか陰謀論めいた話になってしまうが、この話はハナっからコミケを攻撃したい奴らによる仕込みなのではとさえ思えてしまう。パチンコ屋を潰すためにあれこれ仕込んだ、『釘師サブやん』のゴト師かよ。なんでコミケット準備会の肩を持つような事をオレが言ってるのかだが、コミケットプレスでサークルによる韓国語や中国語での簡単な対応の仕方を書いていた事を思うと、攻撃するにしのびなくてなあ。あんな対応でも、軌道修正はまだ出来るんじゃないかと思って。そもそもツイッターで「だけ」文句を言ってる連中に、世の中をよくする力も、その気もなさそうだし。これがコミケット準備会に書面で厳重に抗議したとか、問題のサークルに接触したとかなら話は別だが……。
しかしツイッターは人を狂わせる、どいつもこいつもオレまでも。