走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

わざわざ絵を描くと言う事

 この記事に関係していそうな話を。例によってツイッターから拾った言葉を。

 まずはこの言葉。以下引用。

自分も含めて絵描きとか作家とかはひねくれた人が結構多いんですけど。家庭環境や経済や恋人や友人に恵まれた人間は、生きてるだけで他人に認めてもらえるから、そもそも何かを作って他人に認めてもらうという考えにならないんだと思う。

 確かに、オレも家庭環境や経済状態なんかに恵まれた育ちであったなら、「絵を通して社会と繋がりたい」と言う気持ちは弱かったのではなかろうか。

 もうひとつの言葉。以下引用。

他の人は知らんけど、創作って自分が自由に世界を作り出すのがおもしろくて始めたもので、大人や友達が賞賛してくれるなどというのは二次的なものでした。世界に満足していないから何かを生み出す、というのはあるかもしれませんが、承認欲求と必ずしもイコールではないですね。

 これも一理ある。オレも自分の思い描いた世界を、紙やらディスプレイやらに紡ぎ出すのは楽しいし。どちらにせよ、わざわざ絵やマンガを描くと言うのを選ぶ者は、相当変わり者なのかも知れないが。

 話を少し戻して。最初に引用した言葉だが、創作で自分の中の欠落を埋めようとする者(オレ含む)は、ひねくれているとは限らないが、ひと癖もふた癖もある者なのは確かだ。それがいい時も悪い時もあるけど。今の世の中、梶原一騎のようなタイプの無頼漢な創作者の居場所がなくなっている気がするので、それなりに常識は大切にしないととも思うけど。それはさておき、オレは最近創作に行き詰っている。なんか白紙を見ると、気分が悪くなって描けなくなるのだ。エッセイマンガで承認欲求が中途半端に満たされたからか、それとも3月に風邪を引いた時どうしても絵やマンガが描けなかった事があったから、最近また具合が悪いのでそれに伴う不調なのか。多分後者だろうなとは思うが、気は焦る。あと一本、17日までにエッセイマンガを描きたいと思っているので。