走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

「仲間意識が仲間はずれを作り出す」問題ふたたび

 この記事で触れた、「仲間意識が仲間はずれを作り出す」問題。ちょっと再考するべき時かと。なんて言うのか、「仲間意識が仲間はずれを作り出す」と言う状態が、そこかしこで見えてなあ。

 例えば、あまり名前は出したくないが、野間易道らが炎上させた「オタク差別」問題。「オタクは差別者だから、俺たちが叩いていいんだ」と言う野間一派も、それに反論するオタクの側も、どうにも「仲間意識が仲間はずれを作り出す」と言うのが見え隠れして、見ていて辛い。オレもオタクだから、野間の尻馬に乗ってオタク叩きをしていた連中が乱暴かつ気持ち悪く見えて仕方なかったから、この問題については一切関わり合いになりたくなかった。が、「仲間意識が仲間はずれを作り出す」と言う言葉が当てはまる事態だなと思い、それだけは言うておこうかとね……。オレにはこの件でも他の件でも、同調してくれる者があまりにもあまりにも少ないし、そもそもツイッターでは誰も相手にしてくれないに等しいから、何を言っても同じ事にな気がしないでもないが、ヤハリ。そりゃオタクに問題がないとは言えない、しかしオタクの抱えている問題を野間の尻馬に乗って言うと、話がとっちらかって収拾がつかなくなるのでは……。なんでそこは別のレイヤーに置いて考えられないかな?

 それはおいといて、「仲間意識が仲間はずれを作り出す」問題だ。前にも言ったけど、今の日本の右派も左派も、仲間意識を抱いた相手ばかりに目が行って、そうでない者に冷淡すぎやしないかと。ツイッターに行けば、さっきの野間の件以外でもいろいろ見る事が出来る。最近で一番はなはだしきは、内閣府の国政モニターが、ヘイトスピーチかましまくりな点か。気に入らない相手をあしざまに言う者が、絵に描いたような悪人と言うわけではなく、仲間意識を持った相手には情が厚いケースがあるのがなあ……。オレの周り、そんなケースばかりですよ。そしてオレは、大抵の場合仲間はずれにされやすい。嗚呼。