走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

メディア・リテラシーの分水嶺

 かつて上岡龍太郎は、テレビでズバズバとオカルトを切って捨てていたが、そんな彼でも古代史に関しては古田武彦と言う、『東日流外三郡誌』を本物と言ったり、のちにパワースポットがどうたらと言ったりするあやしい人物に引っかかったりしている。してみると人間、みんなどこかでヘンな話に引っかかっているものなのかも。メディア・リテラシーを考える時、そこに自覚的か否かの差は相当大きいのではないかと……。

 ところで、上岡龍太郎の話などを踏まえ、こんな画像を作った事があった。

 しかしながら、何の反響もなかった! トホホ。話を戻して、メディア・リテラシーと言うのは、自分もどこかでヘンな話やおかしな話に引っかかっているのかもと言う疑いの念がなくては、他人を見下しながら断罪するための棍棒になり果ててしまうのでは? と、自戒を込めて言っておく。