タイトルを見たら「あんた、何言ってまんねん！ さんざん好き勝手言って来たやないか！」とのお叱りを受けそうだが、いろいろ意見を述べてもどうにもならないので、辛くなったとしか。大多数がマトモに聞いてくれないし、デカいツラしてのさばっている奴の意見は鼻持ちならないものだし、これ以上誰に訴えても何かが解決するとも思えないし。だからと言って、黙っていれば客観的な状況がよくなるでもなし。ジレンマです。……と、書いていても辛くて辛くて。
９０年代も末の頃、「これからはインターネットが個人の強力な武器になる、そこから世直しのチャンスがあるかも」と考えていたが、インターネットの利便性や脅威に気付いた各国のお上は、それを骨抜きにするよう動いていた。こないだサウジアラビアがツイッター社の社員を買収し、自国に批判的な者のアカウントを監視させたりしていた事が報じられたように。こう言う事、他の国*1もやってそうで。今やインターネットも自由ではなく、個人の「強力な」武器でもなくなってしまった。嗚呼。マー、完全に世界がディストピアになったわけではないんだが、思っていたより状況は苦しいなと……。
*1:当然日本も。
