パオロ・マッツァリーノさんの暴力嫌いが、ひしひしと伝わってくるブログではある。そこでパオロさんは書いていなかったけど、暴力と言うものは、確実に伝染する恐ろしさがあったり。オレも親父や兄貴の暴力を見て来たので、自分にも間違いなく暴力が伝染していると自覚している。また、オレは自分が虚弱な部類にあると思っていたが、それでも自分より弱い相手はいるので、そう言う相手に暴力を使わないように自制しているのだ。
「暴力の伝染」だが、どんなにメディアから暴力的なものを取り除いても、目の前の現実に暴力が横溢していたら意味がない。目の前の現実の暴力を、抑制するのが先だ。しかしながらネットでは、この辺が逆転している者が少なくない。そしてそう言う手合いは物言いが乱暴だ。これがあるから、暴力の扉はなかなか閉まらない……トホホ。
