走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

立場の強いオッサンやジジイのための社会

 6日までブログ書かない予定だったが、書きたい事が出来た。10月にテレ朝がいわゆるニチアサの戦隊・仮面ライダーの枠を移動させ、空いた時間にニュース情報番組を入れると言う。これを聞いていろいろ思ったんだが、今のテレビと言うメディアが立場の強いオッサンやジジイのものなんだなと感じたあたりを掘り下げようかと。20年も続いた枠の視聴者層(子どもや一緒に見る親)や戦隊やライダーを登竜門とする若手俳優のチャンスを切ってまでニュース番組を入れると言うのが、そう言う番組を見たがる立場の強いオッサンやジジイに媚びてないでなんだと言うのか! これで戦隊やライダーの表面的な視聴率の低下が起きて、「数字が悪いなら切ろう」と言う事にでもなったら目も当てられない。オレはなんでもかんでも悪い方に解釈するから、これもいつもの愚痴かと思われるだけかも知れない。しかしなー、「社会の法則は永遠には続かない」とは言え、今回の時間帯変更には首をかしげてるのだ。

 マー、特撮ものもようつべやAmazonプライムなどのネット配信と言う新天地に移行しそうな兆しはあるので、今回はその過渡期の一端と言えなくもないがヤハリ。それに、意外と早くニチアサの視聴者層が順応するかも知れないしなあ。この件は様子見するしかないか。

 ここで話を、「立場の強いオッサンやジジイのための社会」に戻そう。今回の件に限らず、日本の社会が立場の強いオッサンやジジイの方を見て動いていると言うのは、ツイッターで「日本でのバリアフリーユニバーサルデザインの普及も、立場の強いオッサンやジジイが杖や車椅子や老眼鏡を必要としているからではないか」と言うツイートを見てからの連想だったり。いまだ日本では女子ども(と、立場の弱いオッサンやジジイ)は物の数ではないのだ。幼稚園や保育園の建設などに、「うるさいから」と反対する立場の強いオッサンやジジイの意見が通りがちなところだってそうだ。ロクなもんじゃねえや、日本の社会は。