走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

ネットの信憑性の問題

 山本弘氏のブログ記事にて、最近のデマとその傾向について書いている。これを見ると、ネットの情報の信憑性と言うものについて思いをはせるが、同時に、「ネットの外側の情報が、どれだけ信用出来るものなのか」と言う問題も思い浮かぶ。ネットで顕著なミソジニーゼノフォビアなんかも、田舎だとそこら中に転がっているし。いえね、ネットから離れる方がいい場合をツイッターで指摘した人がいるんだけど、ネットから離れてもよりマシな情報がよそから得られるのか、オレは得ているのかと言う疑問から、つい。

 話を山本氏のブログの記事についてに戻す。虚構新聞がやりづらいご時世ではあると、オレも思う。虚構新聞と似たような事を、フェイク画像付きでやっている『虚報タイムス』と言う、より罪深い奴が出て来たしねえ。虚報タイムスの場合、フェイク画像がひとり歩きしてしまう危険性が。実際虚報タイムスのフェイク画像をパクって、リツイートとか稼ぐ奴がいるし。え? 「ウソをウソと見抜けないようでは(ネットを使うのは)難しい」? それも賞味期限切れではと言う声もありまっせ。あと、『大韓民国民間報道』を使ってデマを流していた奴だけど、モラルを捨て去ればああまで周到にデマを作れるのかとぞっとする。と、同時に手口が割れて閉鎖されたと言うのは、「ポスト真実」とやらも賞味期限切れが訪れているのかもと思わせる一事ではあるけど。もちろん、あやしい話が他にもそこら中に転がっているんだから安心は出来ない。出来ないが、ネットのあやしい話にいかにして立ち向かうかのヒントにはなるのではと……。