この記事に続いて、クリスマス絡みのシケた話を。
『ウルトラマンA』に、クリスマスを憎む「伝説怪人ナマハゲ」が、クリスマスに超獣スノーギランをけしかける話がある。ナマハゲの言い分としては、「日本古来の八百万の神々を拝まずに」いるのが許せないんですと。ナマハゲはウルトラの父に倒されますし、超獣スノーギランはウルトラマンAに倒されますが。
しかしながら問題は、この話の脚本の石堂淑朗が、のちに保守論客として、ナマハゲと似たような事を言ってた事だ。そういや石堂を批判した事のある小林よしのりも、自身が創作したキャラ「東大通」の、「悪質な煽動者」としての側面を強めてるな。創作者が世間に物申すようになったら、創作したキャラの醜い面を反映するようにでもなるのか? だとしたら、とても悲しい話だ。あんたこの話をどう思う? ……しまった、そう問いかけても、世間の圧倒的多数は「どうでもいい」以上の感想を持たないのだった。ホンマにシケた話だ……。と、言うところで、まとまりなく終わる。