走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

迷信

 えー、小林よしのりは幼少の頃小児ぜんそくを患っていて、親から「ぜんそくが出るのは甘えているからだ!」と言われて離れだかに住まわされていたとか。そういや竹内久美子も小児ぜんそくを、「子が親に世話をさせようとする遺伝子の仕業」と言って、「まず死には至らない」とまで言っていた。実際は小児ぜんそくで、毎年人死にが出ているのに。これって、小児ぜんそくに対する迷信として共通していませんか?

 その他にも、自閉症に対して後天的なものだとする迷信を、森昭雄だのドナルド・トランプだのが広めてますし。なんかこう言うところがイヤでねえ、私。これら病気に関する迷信は、マッチョと言うか「人間はそもそも盤石なものだ」と言う別の迷信と深く関わっているような。人間は弱いもので、先天的に病気や障害を持つ事は珍しくないと考えられんものか。それだと困る連中が、優生思想に走るんだろうな……やれやれだぜ。