本格的に絵のリハビリをはじめた。大きめの絵を描けるように練習したり、色々と。何のためかって？ それはまだ言えない。キチンと形になるまで迂闊にしゃべると、そこで満足して完成出来なくなる可能性もあるしなあ。
ところでマンガと一枚絵では、色々表現の差がある。初期の小林よしのりの絵柄なんか、今見るとよくこれに原稿料払ったもんだと思うが、その後上手くなったので少年ジャンプ編集部には見る目があったのだろう。小林はスクリーントーンの存在も知らず描いていて、青鉛筆でアミ指定みたいな事をし続けて編集部に叱られたと言うし。スクリーントーンを買うのに四苦八苦していた人があちこちにいたってのに、まったくもって結構なご身分だこと。それはさておき、描くノウハウがなくてもネタがよければなんとかなるのがマンガだけど、一枚絵はそうはいかんのだっ！ それなのに、なんで一枚絵ばかり描いていたのだオレはっ！ つーかオレは何が描きたいのだ？ その疑問と切り結ぶため、色々描いているんだけど。しかしなー、オレはマンガを描こうと思った時に、何ページで描くかに固執し過ぎて、柔軟に構成を変える事が出来ん。実際４コマで無理があると思ってストーリーマンガ形式にネームを変えたら、そこで挫折した事もあったし。持病もあったのかも知れないが、なんで融通がきかんのだと思う。これからそれを乗り越えるための色々をやるんだがな、詳述はしないけど。
