走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

思えばこの時笑いを捨てたのかも

 某所にある、かつての姉妹ブログの過去ログを再掲。記述もいじってない。

2006年01月13日
住吉駕籠
 去年の7月だから半年位前か…出勤前にテレビで上方落語「住吉駕籠」をやっていて、見ていて面白かったので笑っていたのだが「家庭がどうなるか分からんのに、笑っててどうする!」と言う罪悪感と言うか自責の念が浮かんで来てそのままテレビを消した。
 以前からテレビをあまり熱心に見ない方だったが、この件以来「見たい番組があってもテレビ見るのが苦痛」と言う状態が深刻化して行き、おかげで最近は「ウルトラマンマックス」と「超星艦隊セイザーX」が合計8回分溜まっているし、「土方歳三最期の一日」も香取慎吾主演の「忍者ハットリ君」も録画したはいいが見ていない。テレビだけでなくて、去年末久々にまとまった額の給料が出たのでお祝いのつもりで買ったボマーンさんの「でゅあるてぃーちゃー」(双葉社)も全然読めてないし図書館に行く気力もない…「楽しいと思うことに背を向けて、自らを追い詰めている」のは我ながら辛い。年末年始の連続バイト中は、仕事のことだけ考えていたためか大分ストレスが薄れていたけど、ここに来て「本業が減っている」と言う現実を突きつけられては…。

 今年のはじめは去年よりいい年になりそうな予感がしていたのだが…なんでこうなるの?くそう…ヤハリ「気に食わん連中と無理心中」と言う人生のエンディングしか残されていないのか!?だとしたらつまらん人生じゃのう…

 日付を見れば分かるように、最初は2006年の書き込みである。思えばここに書いた『住吉駕籠』を見るのが辛くなった時(ブログ初出より半年ほど前)から、笑いとか楽しさとかを捨ててしまったのかも知れない。それから長々と、今に至るも苦しんでいるのだが。しかしこの頃は、「公正世界仮説」と言うか、「オレが頑張らないから苦しいんだ!」と言う思い込みがあった。加えて持病の症状を顧みる事も出来ず、家族の件でどうする事も出来なかったしなあ。今は考え方が違うし、持病に向かい合いながら生きているつもりだ。でも楽になってない! どう言う事だ。なんか腹が立って来たぞ。とは言え、どうにも出来ねえがな……。しかし、今となっては懐かしい作品名がぞろぞろと。