走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

稚拙な論理で金を稼いだゲーム誌ライター

 前にもどこかで書いただろうが、あえて言う。かつて電撃セガサターンのライター「まっつ」が、同誌上で「ギャルゲーの女の子は、プレイヤーを無条件で好きになってくれる。こんなゲームをプレイして育ったら、どんな大人に育つのか、怖い」とか書いていた。これほど稚拙で乱暴な理屈もあるまい。ゲームの中でモテるのはゲーム中のキャラであり、プレイヤー本人ではない! この違いは大きいのに、こんな理屈しか言えない奴が、たかが(と、あえて言う)ゲームが上手かったり、東京(あるいは首都圏)に住んでいたと言うだけで、ゲーム誌で原稿書けていたのですよ。

 その頃オレは、呉市内の鉄工所で、社長の弟や先輩社員に殴られ蹴られ、時には「給料全部返せ!」と罵られ、挙げ句の果てに玉掛け用のチェーンを首にかけられ「縛り首じゃ!」と鉄工所内のクレーンに吊るされかかった! この差はなんだ? そのため当時電撃セガサターンを見る度、自分が情けなくて泣きましたよ。世の中、見えない格差はあるんだなあ。ネットがそれを突き崩してくれるかと思った時期もあったが、それは幻想だった畜生。かと言って、死ぬのはバカバカしいし、どないせえと?