走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

自分の知識に自信がない

 最近、自分の知識に自信がなくなる時が。ネットではオレより物知りだったりする人は珍しくないが、反対にオレより物を知らない人を見ても「オレが持っている知識は、なんなんだ……」と言う複雑な気持ちになるのだ。鳥山石燕(とりやま・せきえん)を「とりやまいしつばめ」と読んだり、崇徳上皇を「そうとくじょうこう」と読んだりする女子大生をラジオで知っては……。オレだって間違いはするが、石燕はともかく崇徳上皇は世間の常識だろそのくらい? ところで崇徳上皇玉藻前酒呑童子と並んで、「日本三大悪妖怪」だそうな。これいつ頃成立したんだ? と思ってググってみたら、Wikipediaの該当記事には信憑性を疑うのでちゃんとした資料を持って来いみたく書かれていた。そうだよなあ、よりにもよって崇徳上皇を悪の妖怪だなんて昔の人はよう言わんかったろうし。祟り神ではあるみたいだが。とまあ、調べ物をちゃんとしつつ物を書かんと、どんな落とし穴が待っているか分からんと言うお話。

 ここで少し話を戻すが、オレより物を知らない人(しかもオレより高学歴)を見ると、オレは何のために知識を身に着けたのかと言う気持ちになる。いくら知識を持っていても、今の生活ではほとんど役に立たない(こうして文章を書く時には助けになるが)のと、自分より物を知らない奴が学歴とか仕事とかでオレより上になるかと思うと……。それでも淡々と、知識を身に着けるけどね……。