走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

昭和に戻りたくない理由

 件名のようなタグで、いかに昭和が今より不便か危ないかがツイッターで言われていた。そう言いたくなる理由の一端を今日目撃した。連れ合いのばあさんの車椅子押して歩いていたじいさんが、スーパーの店内で痰唾吐きやがった! パオロ・マッツァリーノさんなら「本人に直接注意しないのか」と言いそうだが、前述の通り車椅子押していて、本人も一喝したら死にそうなくらいヨレヨレだったんですもの。こんな衛生観念のないじいさんの若い頃が、大体昭和の前半くらいだったのよね……。オレは昭和47年生まれだけど、ガキの頃の街並みは、くすんでいたと言うか清潔ではなかったなそういや。

 ところで事あるごとに「昭和63年から人生やり直したい」とほざいていたオレだが、仮に戻って宗教に引っかからないでいたとしても、マンガ家になるにはさらなるハードルが待ち受けていそうな事に気付いた。家族の無理解に、平成元年には宮崎勤事件の狂乱としか言いようのない報道。それをどうしのぐのか? さあ、どうする折部やすな……じゃなかった、オレ。いえね、絵を描くようになったのが宮崎勤事件のあとだったけど、描くのを前倒しした場合には家族が何言うか分かったもんじゃないような気がして。女の子とかでなくて、動物マンガを描くと言う手もありそうだが、描きたいものではないからなあ。「オレがいつガキさらって殺したよ!? お前らの方がよっぽど犯罪者予備軍じゃー!」と逆ギレ……したら返り討ちに遭いそうだな。ヤハリ昭和に戻らない方がいいのかも知れない……。