走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

痛いところを突かれた

 中川いさみのマンガ家再入門。ここで東村アキコさんが言っている「新人の子が描く壮大な話って、つまんない」と言うのにグサッと来た。いえね、前に書いたラノベがまさにそうだったし。それはコチラで、カマヤンさんが私に言った事とも被ってる。

 今更グダグダ言っても始まらないけど、件のラノベは『コンクリート・レボルティオ』に触発されて書いたものだ。「あー! 『ウォッチメン』みたいな日本の戦後史とヒーロー史を併せた偽史ものは、オレも考えていたんだよー!」と思ったあと、「くっそー、そっちが60〜70年代と言う一番おいしいところを描くんなら、ワシは80〜90年代で似たようなことしてやるわい!」となってつい。結果は、ご存知の通り。10万文字程度で10年のタイムスパンの話なら、そこそこ格好がつくと思ったのだが、ダメだった。1万文字程度でアゴ出したし。カマヤンさんに言われたことを踏まえたら、最初から別の話書いた方が早い気がするけど、そのためのモチベーションが全然。断片的なアイデアはあるんだが。ジョジョのスタンドみたいな能力を持ち、カルトに所属している美少女戦士が、カルトから造反して戦うって話を漠然と考えてはいるけど、形にならない。漫☆画太郎の言う「温めていたら、温めすぎて腐った」話になるのかも。トホホ。