走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

現実の認識の仕方

 ツイッターでの伊藤剛さんの発言。以下引用。

よく「現実と虚構を混同するな」といいますが、物語でよく使われるようなシチュエーションやキャラクター立てについて「現実に<よくある>わけではない。むしろ珍しい例だから面白く感じられる」ということをしっかり認識していないといけない。
つまり問われるべきは「現実」への解釈のほう。

 これを見て、「現実」への解釈が明らかにおかしいのに虚構に文句を言う奴をひとり思い出した。電撃セガサターンにいた、「まっつ(のちに馬鹿プリオ)」と言う痴れ者である。

 いえね。「ギャルゲーの女の子は無条件で自分を好きになってくれる」ってチャラッポコもはなはだしい事言って、いわゆる「ギャルゲー」をけなしていたもので。ゲームのプレイヤーキャラは、プレイヤーと同一ではない。まっつの現実の認識の仕方がおかしいのだ。

 しかしなー、こんな痴れ者でも東京(あるいは東京の近く)に住んでいて、ちょっとゲームが上手いだけで偉そうに振る舞えたんだから、90年代は怖い時代だったのだな。こんな奴がネットやると、「何にでも文句を言う奴」になるんだろうな。まっつは他の発言も酷かったし。ゲームショーだかで「ハメ技」かなんか使って、場を寒くしてやるみたいな事も言っていたし。誰だこんな奴を銭出して雇ったのは! その頃オレは、勤め先でどつかれたり「給料全部返せ!」と怒鳴られたり、挙句の果てに縛り首にされかかったり! なんだこの違いは! こりゃまたどう言うわけだ、世の中間違っとるよー。誠にー、遺憾にー、ぞんじーますー。

 まっつみたいな明らかにおかしい奴がゲーム誌で働けたのに対し、オレは当時も今も、社会の底辺で這いずり回っている。こんな現実を目の当たりにしたら、死にたくもなりますよ。だけどこの問題に対し、誰もオレの提示した批判に同調してくれねえのだ。このブログも、スパムみたいなコメントにうんざりして、コメント欄凍結したしなあ……。