走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

ほんでもってスパロボW

 このゲームにおけるテッカマンブレードは、「敵に対抗する敵から生まれた力」とか「かつての肉親・同胞と戦わなければならない悲しい宿命」とか70年代石ノ森ヒーローのようなものを背負って戦っていて「ほほう」と思った。昔アニメで見た時はそこまで気になってなかったが。ヤハリシナリオの再現と言うか魅せ方が上手いからか。それにひきかえデトネイター・オーガンの主人公トモルがなかなか戦うと言わないので見ていてやきもきと言うか苛立って来る。最初にオリジナルのオーガンが自己犠牲やらなんやらでヒーロー的な描かれ方をされていたので、それとの対比が強すぎるからか。オーガンの原作はOVA3巻しかないので、その視聴時間とゲームのプレイ時間と比べると後者の方が長い故の感じ方の違いもあるのかも知れないが……。

 余談ながらオーガンがゲーム中に出てくる度に、宇宙家族カールビンソンの台詞「おがーん!のひょー!」を思い出す私。カールビンソンと言えば作者のあさりよしとおアニメージュのOVAクロスレビューで辛口な寸評を書いているが、アニメ一話分は全体を見るのにゲームのそれより時間が短い(これは前述した文と重複している)ので、ファミ通クロスレビューよりは的を射ているんだよな。