走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

言葉の力

 「あの人は怒りっぽい」と言うのと、「あいつはキレやすい」と言うのとでは受ける印象が違う。後者の方が「あいつは何をしでかすか分からん、怖い」と言うイメージがついて回ると言うか。

 このように言葉と言うものは、相手の心象を誘導する力がある。この力を使いこなせていれば、今頃はもっとマシな暮らしと社会的地位が得られたものの……。それはさておき。

 「キレる」とか「逆ギレ」とか言う言葉が従来の怒りを現す言葉にとってかわって以来、怒りと言うもののイメージや価値に変化が起きてるような気が。怒ると言う行為がより反社会的になったつーか。前述のような言葉の力が、行為のイメージに確実に影響を与えている。おかげでオレは肝心な時に怒れなくなった。なんか納得出来ない。